初心者ベトナム語の数字【0~9】をマスターする音声付きページ

vet-number-title ベトナム語学習

僕自身、「まだ全然ベトナム語なんか喋れない」という状態なのですが、今から3か月後にベトナムに行く事になりました。
「最低限のベトナム語は覚えておきたい」という想いで、まず頭に浮かんだ「最低限」が「数字」です。

一部のベトナム人の英語は、「15の発音が50と同じ」らしいので、慣れない土地でお金を多く払い過ぎないように、
「ベトナム語数字」をマスターしておいた方が良さそうです。

ここでは、「信用できる筋のAI音声」を使用しています。
僕自身、北部発音だとか南部発音だとかの区別がつくレベルではないのですが、この音声をまんまコピー出来れば、間違いなく通じるはずです。

このページにいらっしゃったベトナム語初学者の方、僕と共に一歩先の世界へと羽ばたきましょう!

基本の説明

ベトナム語には6つの声調がありますが、数字に用いられる声調はその一部(4つ)です。
※カタカナのままの発音ではベトナム人に伝わらないらしいので、あくまでも覚える入口として参考にして下さい。

数字ベトナム語発音 (カタカナ)声調
0khôngコン平声 (ngang) 
高めでロボットみたい
1mộtモッ重下降声 (nặng) 
低く短い
2haiハイ平声 (ngang) 
高めでロボットみたい
3baバー平声 (ngang) 
高めでロボットみたい
4bốnボーン急下降声 (sắc) 
「ええ?」みたいな感じ
5nămナム平声 (ngang) 
高めでロボットみたい
6sáuサウ急下降声 (sắc) 
「ええ?」みたいな感じ
7bảyバイ抑揚声 (hỏi) 
音程ぐにゃぐにゃ
8támタム
急下降声 (sắc) 
「ええ?」みたいな感じ
9chínチン
急下降声 (sắc) 
「ええ?」みたいな感じ

声調の種類と説明

  1. 平声 (ngang): 声調が平らで、特に音の上下がなく、フラットに発音します。
    例: hai (2), ba (3), năm (5)
    • 例: 「ハイ」(hai) は一定の高さで、音の変動なしに発音されます。
  2. 急下降声 (sắc): 声が急に上がる音で、鋭く短い上昇の動きをします。上がる音の高さが急です。
    例: bốn (4), sáu (6), tám (8), chín (9)
    • 例: 「ボーン」(bốn) の「ン」で音が一気に上がります。
  3. 重下降声 (nặng): 声が急に下がる音で、音が低く、重く感じられます。発音の終わりにかけて急に音が落ちるような発音です。
    例: một (1)
    • 例: 「モッ」(một) の「ッ」で急に音が下がり、重く感じます。
  4. 抑揚声 (hỏi): 音が一度下がり、その後軽く上がる音の動きです。低く落ちてから少し持ち上がるような発音です。
    例: bảy (7)
    • 例: 「バイ」(bảy) で最初に音が少し下がり、発音の終わりにかけて軽く持ち上がります。

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いきなりコレは難しいと思います。
とりあえず、歌を覚えるみたいな感じで音程を覚えましょう。

下記には、余計なお世話かもしれませんが、「→、・、?、~」といった記号を、音程イメージの助けになればと表記しました。
また、音声が速い場合は、再生スピードを遅くしてトライしてみて下さい。

0: không (→)
1: một  (・)
2: hai   (→)
3: ba   (→)
4: bốn  (?)
5: năm  (→)
6: sáu  (?)
7: bảy  (~)
8: tám  (?)
9: chín  (?)

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ここからの3文字パターンは、是非とも習得したいところです。
まあ、1周目で覚えられなくても、2週目、3週目と、このページを見返してみて下さい。

1: một  (・)
2: hai   (→)
3: ba   (→)

余談ですが、ベトナムでは、

乾杯する前に「1, 2, 3, dô!」(「dô」は乾杯を意味する言葉で、発音は「ゾー」に近い音)
と言ってグラスを合わせるそうです。

日本の「カンパーイ」に相当します。

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有識者から聞いた、聞きかじりではありますが、
4: bốnの、最後の「n」の発音では、「口を閉じない」って言っていました。
まあ、その程度は間違っても伝わるらしいのですが、出来れば口は閉じないようにしましょう。

6: sáuの最後の「u」は、「口を突き出す」って言っていました。

4: bốn  (?)
5: năm  (→)
6: sáu  (?)

「4」(bốn): の発音は、「bốn」ですが、これが**「死」(chết)**と似た音であるため、縁起が悪いとされています。病院やホテル、商業施設などでは、部屋番号や階数に「4」を使わないことが多いらしい。

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7: bảy  (~)
8: tám  (?)
9: chín  (?)

「8」(tám): **「発展」や「成功」**を意味する言葉に近いため、縁起の良い数字とされています。そのため、ビジネスや結婚式などで「8」の数字を好むことがあり、電話番号や車のナンバープレートで「8」が並んでいると、非常にラッキーだと考えられます。

987

今度はカウントダウンしてみましょう。
これが出来ないと、「新年おめでとう」に一人だけ取り残されます。

9: chín  (?)
8: tám  (?)

7: bảy  (~)

654

6: sáu  (?)
5: năm  (→)
4: bốn  (?)

321

3: ba   (→)
2: hai   (→)
1: một  (・)

9876543210

と、ここまでやってきましたが、こう数字が10個、マシンガンのように撃ち込まれると、なかなか難しいと思います。
ここでもやはり、リズムと音程だけ耳に馴染ませて、細部は2週目からモノにしていきましょう。

9: chín  (?)
8: tám  (?)
7: bảy  (~)
6: sáu  (?)
5: năm  (→)
4: bốn  (?)
3: ba   (→)
2: hai   (→)
1: một  (・)
0: không (→)

147

ここからは、電卓の1~9のボタンを縦に押している感じです。
ご存じ、数字って1~9が順番に揃って綺麗に出てくるだけじゃないので、ランダムに対応出来るように訓練しましょう。

1: một  (・)
4: bốn  (?)
7: bảy  (~)

258

2: hai   (→)
5: năm  (→)
8: tám  (?)

369

3: ba   (→)
6: sáu  (?)
9: chín  (?)

0235

ここでは、「平声 (ngang) 高めでロボットみたい」の発音の数字をまとめてみました。
「意外と日本人が出来ない」という事なので、その感覚を習得しておきたいです。

0: không (→)
2: hai   (→)
3: ba   (→)
5: năm  (→)

4689

ここは、「急下降声 (sắc) 『ええ?』みたいな感じ」の発音のまとめです。
個人的にも、「平声」の数字と混ざっていると、こんがらがる部分なので、しっかりと馴染ませたいです。

4: bốn  (?)
6: sáu  (?)
8: tám  (?)
9: chín  (?)

7777

7: bảyはシンプルに難しいですよね。ここは地獄「bảy」攻めです。

7: bảy  (~)

ベトナム社会主義共和国大使館の連絡先03-3466-3311

僕は他の外国語の数字を覚える時も、電話番号や車のナンバーなどを教材として用いるのですが、
ここでは、その練習台として、東京のベトナム大使館の電話番号を拝借しました。

自分自身の電話番号も、よい教材となりますので、そちらでもトライしてみて下さい。


  • 住所:〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町50-11
  • 電話番号:03-3466-3311、03-3466-3313、03-3466-3314
  • ファックス:03-3466-3312
  • メールアドレスvietnamembassy-japan@vnembassy.jp

詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

在ベトナム日本国大使館の連絡先024-3846-3000

練習台の電話番号をもう一つ。
ベトナムにある、日本大使館の番号です。
これなんかは、ベトナムに行かれる方であれば、覚えちゃっても損はないですね。


ベトナム国内からの電話番号:

  • 024-3846-3000

  • 住所:27 Lieu Giai, Ba Dinh District, Hanoi, Vietnam
  • 電話番号:+84-24-3846-3000
  • ファックス:+84-24-3846-3043
  • メールアドレスryoujihan@ha.mofa.go.jp

詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

街に出てチャレンジ

街には色んなランダム数字が溢れています。
僕もやっている学習法なのですが、「散歩ついでに街にある数字を読んでみる」っていうのをオススメしたいと思います。

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