その巨大墓地の名は「マウント・アースキン・カントニーズ墓地」
「観光地」なのかは分からないのですが、
なんかGoogleマップでドデカく載っていたので、ふらふらと向かってみました。
まあ、なかなか日本ではお目にかかれないような、
アニメでしか見た事の無いような圧巻の風景だったので、
ここに記録を残しておきます。
でも、「観光地」かどうかは知らないですよ。
なんせ墓地なんで…。
START!
高層ビルと味わい深い地元建造物が入り交ざっているのが、この街の醍醐味。
相変わらずの、車びゅんびゅん。
ここで生活していく為には、「信号無視」は必須のスキルです。
いい眺めだな~。
大自然は癒されるだな~。
と眺めていましたが、ここ、ゴミ捨て場でした。
中央の白っぽい所が、ゴミ山。
すっかり騙されました。
ファミマで水を買いました。
価格はRM1.9()1.9リンギット。
日本円にすると、約70円になります。
「安っ!」
と思うかもしれませんが、ここマレーシアでは、ちょい高め。
水は1リンギット(約35円)で購入できます。
お目当ての「マウント・アースキン・カントニーズ墓地」まで、あと少しです。
この如何にもな感じの南国住宅地を抜けると、あるはず…。
ヘビがいた。
ド日本人の僕には物珍しいのですが、現地の人にとっては、ごくごく普通の光景なんでしょうね。
「こんなの撮って面白いの?」
って感じで見られているのだと思います。
「マウント・アースキン・カントニーズ墓地」の目前まで到着しました。
しかし、このひときわビュンビュンの道路を渡る術がありません。
10分ほど様子を見てましたが、結局、若干無理矢理ぎみに道路を横切りました。
もし来られる方がいたら(あまりいないとは思いますが)、
この後に紹介する隠し通路をご利用いただくか、別の手段を探してみてください。
ちなみに、木々に囲まれるようにして敷地が伸びているのが分かりますが、
これは丘になっていて、奥までビッシリと墓になっています。
Mount Erskine Cantonese Cemetery
ついに辿り着きました。
マウント・アースキン・カントニーズ墓地(Mount Erskine Cantonese Cemetery)は、マレーシアのペナン島にある歴史的な中国人墓地です。
この墓地は、特に広東系の華人コミュニティに関連しており、19世紀後半から20世紀初頭にかけて設立されました。
このひときわ目立つ墓は、どっかの偉い人が眠っているのでしょう。
あたかも侵入者を監視するかのように、4体の石像が睨みをきかせております。
墓地の中の道は、「これが道」ってのは無いようで、
勝手に歩いてくれスタイルの獣道です。
土もモソモソした感じなので、感覚的には山登りに近いです。
丘の上まで、辺り一面、全部墓地。
墓場のゴールが分からないほどです。
地平線も墓。
という事で、「もう充分に墓見まくったな」
ってタイミングなのですが、そういえば道路を渡るの命がけでした。
「なんかいい手段ないかなぁ」
と悩みながら歩いていると、ひっそりとした通路を発見しました。
人がかがんで通れるくらいの、「水路?」と見間違うくらいのモノなので、
始めから知っている人じゃないと、これが通路だとは認識しにくいかもしれません。
通路の中を中腰になって進んで行きます。
ちょっとワクワクしています。
通路の出口は、住宅地でした。
とはいえ、地元の方もほとんど利用してないでしょうね。
中華系の墓の専用通路ですからね。
目的の巨大墓地「マウント・アースキン・カントニーズ墓地」は達成しましたが、
「もうちょっとどっか行ってみようかな?」
と、「入っていいんだか悪いんだか分からない感じの所」を侵入してみたいと思います。
白云山槟榔屿广东暨汀州会馆骨灰阁
ゲートを通って少し歩くと、なにやら「それっぽい建物」が見えてきました。
進路を遮る鳩の群れ。
しかし、僕は鳩なんぞにはビビらないので、余裕です。
到着しました。
ただ、この中国語の様な文字がさっぱり分からないので、
「ここが何なのか?」
は、未だ分かっていません。
建物の中。
近くにいた人に、「入っていいか?(英語で)」と尋ねたら、「イエス」って言うので入ってみました。
実はここ、納骨堂でした。
一つ一つのロッカーの様な場所には、遺骨の入った壺が飾られています。
日本人観光客の僕には、とても不釣り合いに感じ、そそくさとこの場を後にしました。
白云山槟榔屿广东暨汀州会馆骨灰阁(Baik San Theng,)は、華人コミュニティの重要な霊廟(納骨堂)であり、墓地施設です。
この施設は、広東省と汀州(現代の福建省西部)から移住してきた華人によって設立されました。
United Hokkien Cemeteries Pulau Tikus
続いては、なんか山の奥にソース工場があるというので、そこを目指して突き進んでみます。
それにしてもいい景色。
朽ち果て寸前の様なレンガの壁も趣満点でいい感じです。
しかし、後で分かったのですが、ここも墓地でした。
福建人連合墓地。
ジョージタウンのプラウ・ティクス地区にある歴史的な福建人の墓地。
この墓地は、ペナンに住む福建系華人のコミュニティによって設立されました。
つまり、このエリアには、当初目指していた「マウント・アースキン・カントニーズ墓地」だけでなく、
複数の巨大墓地が密集していたのです。
字が読めれば、なんとなく分かったのでしょうが、何も知らない僕は完全なるピクニック気分です。
Sri Aathi Muneeswarar Temple
先程の墓地を通りすぎ、すぐさま現れたのが、このヒンズー教寺院。
ここマレーシアでは、多くの民族が共存している為、文化や宗教施設なんかも「おとなりさん関係」なわけです。
この日、施設の扉は開かれていないようでだったので、
柵の隙間から、覗き見のような感じで撮影しました。
それにしても、ヒンズー教人形はいい雰囲気もってますね。
目玉が飛び出ています。
馬の表情も完璧です。
ちょうど、値引き交渉でムキになってる時の表情です。
Heng Lee Sauce Factory
更に進んで行き、住宅地を通り抜けると、それらしき看板が見えてきました。
ただ、僕の想像していた感じとはちょっと違う気が…。
ソース工場の入り口です。
僕は「工場見学」的なやつを想像していたのですが、そんな感じは一切ありません。
人も見当たらず、尋ねる事もできません。
ここ、どうやら「ただの工場」「工場がここにあるよ」
ってだけの情報だったっみたいです。
つまり、まごうことなく、無駄足でした。
しかし、道中に色々見れたし、山に囲まれた村を歩くだけでも、充分楽しむ事が出来ました。
Gurney Plazaの横の屋台で昼飯
ちょうど昼時。
街の方まで戻って来て、屋台で現地飯を食べました。
ご飯を盛ってもらったトレイに、好きなオカズをチョイスして、
レジにて値段が発表されるシステム。
日本人には馴染みがありませんが、
ここらではポピュラーなスタイルです。
僕の選んだトッピングはこれ。
ちょい辛。
というか、辛いの苦手な人はギリギリ駄目なくらいの辛さです。
たぶん初めて食べたであろう魚ですが、忖度無しでとても美味かったです。
しかしながら、僕は何を食ったのだろう?
食後に店の人に聞いてみましたが、現地の言葉(マレー語)の現地の料理名(マレー語)
であったため、復唱した自分の発音が合っているのかさえ分かりませんでした。
つまり、さっぱり分かりませんでした。
そこで、YouTubeで教えを乞うてみた所、
外国人の方が教えてくれました。
気になる方は、下記のショート動画を視聴してみて下さい。
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