【基本文法】マレー語とインドネシア語の「違い?」結論ほぼ同じ!

マレー語インドネシア語の違いtitle画像2 マレー語学習

マレー語とインドネシア語の基本的な文法の違いについて、調べてみました。
が、「ほぼ同じ」です。

それでも、「初学者」の学習資料にはなると思うので、そのつもりで読んでいただければと思います。

動詞(進行形)の使い方

  • マレー語では、動詞の前に「sedang」という言葉を置いて進行形を表します。
    文脈によっては省略しても意味が通じる場合があります。
    • 例: Saya sedang makan.(私は食べています。)
  • インドネシア語では、「sedang」や「lagi」を使って進行形を表しますが、
    文脈によっては省略されることもあります。
    • 例: Saya sedang makan. または Saya makan.(私は食べています。)

結局、どちらも進行形「sedang」が使えるし、文脈によっては「省略可能」という事。

助動詞「boleh」(できる)の違い

マレー語の「boleh」

マレー語で「boleh」(〜してもよい)は許可や可能性を示します。
基本的な使い方はインドネシア語と同じです。

例文

  • 許可を求める場合:
    • Boleh saya masuk?(入ってもいいですか?)
  • 許可を与える場合:
    • Anda boleh pergi sekarang.(あなたは今行ってもよい。)

インドネシア語の「boleh」

インドネシア語では、「boleh」は「〜してもよい」「〜してもかまわない」という意味で使われます。
これは、許可を求めるときや何かが許されていることを示すときに使います。

つまり、マレー語と同じ。
※例文を調べても、全く同じでした。

マレー語とインドネシア語の「boleh」は非常に似ており、ほとんど同じように使われます。
ただし、日常会話や特定の地域によっては、「使い方」や「頻度」に若干の違いが出ることがあります。
しかし、基本的には同じ意味で理解されるため、両言語の話者は互いに理解しやすいです。

結論、インドネシア語でも「boleh」を使いますし、その意味や使い方はマレー語とほぼ同じです。

所有の表現

「punya」は所有を示す動詞で、「持っている」や「〜のもの」という意味です。
マレー語でも同じように使われますが、インドネシア語では日常会話でよく使われます。

マレー語での「punya」の使い方

マレー語でも「punya」は同様に所有を示すために使われます。
ただし、口語ではなく正式な書き言葉や形式的な場面では、「milik」を使うこともあります。

  • 所有を示す場合:
    • Saya punya buku baru.(私は新しい本を持っています。)
    • Ini rumah saya punya.(これは私の家です。)

インドネシア語での「punya」の使い方

  • 所有を示す場合:
    • Saya punya buku baru.(私は新しい本を持っています。)
    • Ini rumah saya punya.(これは私の家です。)
  • 略式の表現:
    • Ini punya saya.(これは私のものです。)
  • インドネシア語では、「punya」を使わずに所有を表すことが一般的です。
    • 例: Ini buku saya.(これは私の本です。)

ようするに、日常会話での「省略される頻度」の違い。

前置詞の使い方

インドネシア語とマレー語の前置詞の使い方には多くの共通点がありますが、
「一部の前置詞」に関しては使い方やニュアンスに微妙な違いがあります。
以下にいくつかの前置詞とその使い方の違いを例文とともに説明します。

「di」と「ke」の使い方

これらの前置詞はどちらの言語でも場所や方向を示すために使われます。

  • マレー語:
    • di: 〜に、〜で(場所)
      • Saya tinggal di Kuala Lumpur.(私はクアラルンプールに住んでいます。)
    • ke: 〜へ(方向)
      • Saya pergi ke sekolah.(私は学校へ行きます。)

「dari」の使い方

「dari」はどちらの言語でも「〜から」を意味しますが、マレー語ではより頻繁に使われることがあります。

  • マレー語:
    • Saya datang dari Penang.(私はペナンから来ました。)

「pada」の使い方

「pada」はどちらの言語でも「〜に対して」「〜の上に」を意味しますが、インドネシア語では「時」を示す際にも使われます。

  • マレー語:
    • Buku itu ada pada meja.(その本は机の上にあります。)
    • Saya akan tiba pada pukul 8 pagi.(私は朝8時に到着します。)

「kepada」の使い方

「kepada」はどちらの言語でも「〜に対して」を意味しますが、使われる場面に若干の違いがあります。

  • マレー語:
    • Saya memberikan hadiah kepada kawan saya.(私は友達にプレゼントを渡します。)

「untuk」の使い方

「untuk」はどちらの言語でも「〜のために」「〜に対して」を意味しますが、
文脈によって使われる頻度に違いがあります。

  • マレー語:
    • Ini untuk awak.(これはあなたのためです。)

ここでの例題は、マレー語のものだけなのですが、
それは、インドネシア語の例題でも、文法上「全く同じ」だったからです。

結論は、
「文脈や使われる頻度、ニュアンスに微妙な違い」です。
結局、「微妙なニュアンス」なので、ここでの調査では、
基本文法に、「違いの影響」なしです。

まとめ

結局、ここまで調べてきましたが、
インドネシア語とマレー語の「基本文法の違い」は、
「文脈」や「単語の使用頻度」、「ニュアンスの微妙な違い」という事です。

「ニュアンスの微妙な違い」については、「もっと深く」学習しなければ分からない事なので、
「初学者日本人」の僕にとしては、「基本は同じ」と捉えておきます。

なんか、肩透かしのようになりましたが、
初学者の方にとっては、「マレー語基礎」の学習になったのでは?
と思います。

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