12月24日(水)TBS放送、水曜日のダウンタウン「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説 第4弾」
12月17日(水)放送の「前半」から続き、過去現在をタイムトラベルして犯人を推理してく名探偵津田。
事件の発端は、収録中に起こった劇団ひとりの死。
そして、劇団ひとりの本名は「江田島」だったことが判明すると、津田は「江田島家」がある群馬県へと向かった。
しかし、そこでも更なる殺人がおきてしまった。
いくつもの謎が散りばめられる中、津田は相棒のみなみかわと合流しタイムマシンに乗りこみ、過去へと捜査を広げていった。
そこで知った驚愕の事実。
現代から持って生きた「江田島」の家系図を調べると、「江田島」の先祖は、100年前のお屋敷につかえる使用人「玉助」だと判明する!?

詳しくは前回までの記事にて…
劇団ひとり死す【水ダウ | 名探偵津田 第4弾 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編】の謎を整理してみる Part1
セクシー幽霊とタイムマシン【水ダウ | 名探偵津田 第4弾 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編】の謎を整理してみる Part2
理花ちゃん【水ダウ | 名探偵津田 第4弾 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編】の謎を整理してみる Part3
家系図の謎【水ダウ | 名探偵津田 第4弾 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編】の謎を整理してみる Part4
太蔵
100年前のお屋敷。

理花 「私は山田理花です」

2025年に残る江田島家の家系図を、お屋敷に住む理花に見せた所、
100年前のこのお屋敷の所有は「山田家」という事が判明する。
理花 「100年後に、玉助さんの子孫がこちらのお屋敷に住んでいらっしゃる…」
家系図には、理花の母親「梅」の夫が使用人の「玉助」となっている。
みなみ「乗っ取ったってこと?」
津田 「え?乗っ取ってるやん」
理花 「江田島というのは、玉助さんの名字です」
するとそこへ・・・

理花の婚約者「太蔵」が現れる。
太蔵 「またお前か、ウチの理花にちょっかいかけないでくれよ」
津田 「いやいや、かけてへんよ、そんなん」

太蔵 「なんかお前、改めてみるとホントにチンチクリンなやつだな」
津田 「うっさいコラァ、なんやお前」
太蔵 「なんだその髪型もよぉ、みっともねぇなぁ」
津田 「うっさいわコラお前ダッサい恰好しやがってボケ」
太蔵 「お前の方がダセェじゃねーかよ」
津田 「お前が理花ちゃん幸せにできんのか?」
みなみ「ケンカやめましょ」

太蔵 「なんだこの生地もよぉ」
津田 「ええやつや知らんやろ、お前の時代に無いやつや
こんなもんボロ臭いよ」
太蔵 「みっともない恰好でよくウチの敷居またげたな」
津田 「なんやお前、理花ちゃん幸せにできんのか?」
みなみ「ぬるっとしたケンカなんなんすか」
一触即発の雰囲気
太蔵 「お前どうせ1人じゃ何も出来ねぇんだろ?」
津田 「出来るわ、なんやコイツ」
太蔵 「何か一人で成し遂げたことあんのか、お前?」
津田 「あるわ!」
津田 「じゃあ何成し遂げたんだよ?
お前言ってみろよ」
津田 「M-1出た事ないやろが、M-1よ!」
みなみ「100年前の人に『M-1』?」
太蔵 「お前訳わかんねーこと言ってんなよ」
津田 「お前じゃアホ!」
太蔵 「蓄音機みたいにペラペラしゃべりやがってよ」
津田 「何が蓄音機や、ダッサいよ!
TVも無い時代のくせしやがってボケェ」
文明マウント
太蔵 「お前ウチの理花にさっきからちょっかい出して」
津田 「幸せに出来んのか、お前が?
お前が理花を幸せに出来る訳ないやろうがホンマに」

太蔵 「お前もしかして…」
津田 「なんやねん」
太蔵 「ウチの理花のこと好きなんだろ?」
津田 「…おう」
太蔵 「好きなんだな?そうだよな、でも無駄だぞお前」
津田 「腹立つな、コイツ」
太蔵 「ウチの理花はな、群馬でも有数の名家である鈴木家に山田家から嫁ぐ事が決まってんだよ。
残念でした」
津田 「こいつなんやねん!」
理花 「2人ともやめて!」
太蔵 「女が口出すんじゃねーよ!」
理花 「理花ちゃんになにしてんねん!」

喧嘩を止めようとした理花に、太蔵が怒号を浴びせる。
太蔵 「女は黙ってろ!」
津田 「こういうヤツかこいつ」
太蔵 「選挙権もねぇくせによ!
男と同等に話せると思うなよ!」

津田 「お前、俺の時代じゃ許されへんぞ、そんな事」
みなみ「100年前やから、めちゃくちゃエグイんよ」
理花 「この時代にしては優しい方です」
津田は理花にいう。
津田 「俺と一緒に令和に来い」
太蔵 「令和?よく分かんねぇけどよ」
再びケンカになりそうな津田と太蔵を、理花が止めに入る。
理花 「もうやめて!」
太蔵 「だから女は黙ってろよ!選挙権もねぇくせによ!」
津田 「俺らの時代はな、新しい総理が女性になろうとしてんねんぞ!」

津田 「糞みたいな時代やな理花ちゃん、一緒に未来行こう
100年後においで」

太蔵 「じゃあこうしよう、お前と俺で、対決しよう。
もしお前が俺に勝ったら、理花くれてやるよ」
2人は理花をかけて対決を行うこととなった
「マラソン」「腕相撲」「卓球」
提示された3つの対決方法から、津田が選んだのは唯一勝ち目がありそうな「卓球」

卓球勝負が行われる。
上着を脱いだ津田。
たるんだ腹を指摘されると…

津田 「これは昭…令和の食い物がぜ…栄養いっぱいあるからじゃ!」

津田 「そんな(ジャケットの)渡し方すんなや!」
みなみ「ほぼ一緒でしたけどね、渡し方は」

津田 「汚ったないボールやのぉ、大正時代のボール」
太蔵 「お前の顔の方が汚ねぇだろうがよ」
こうして卓球勝負が始まると…


太蔵、めちゃくちゃ下手くそ

勝負は津田の圧勝となる
津田 「理花ちゃんのことはこれで諦めてもらうからな、約束やろ」
太蔵 「ああいいよ、そんな女お前にくれてやるよ」

そう言って去っていく太蔵に、背後からピンポン球を投げつける津田
なにはともあれ、未来のモラハラ亭主に勝利
約束

理花 「今から少し2人で話せませんか?」
津田 「話すよ、おし!」
理花 「近くにお気に入りの庭があるんです」
やって来たのは、屋敷の裏にある理花お気に入りの場所。

理花 「ここ私のお気に入りの場所なんです。
私、卓球の試合の途中から、津田さんの応援してました」
津田 「え?」
理花 「それと、卓球の試合見てて決めたことがあるんです」

理花 「私、太蔵さんとの結婚やめようと思います。
津田さんはどう思いますか?」
津田 「やめた方がいい。あいつはロクな男じゃない。
絶対に理花ちゃんを不幸にすると思う」
理花 「津田さん、私がどうして太蔵さんとの結婚をやめると思いますか?」
そう言って理花は、後ろから津田に抱きつく。

理花 「ちょっとの間、こうしててもいいですか?」
津田 「もちろん」
理花 「津田さんって、100年後の世界ではきっと結婚されてますよね?
こんなに素敵なんだから」
津田 「いや…」

津田 「してない」
理花 「津田さん、こっち向いて下さい。
私気付いちゃったんですけど…、津田さんが好きです」
津田 「え?」
理花 「本当に好きなんです」
津田 「俺も好き」
理花 「ホントですか?嘘だとしても嬉しい」
津田 「ウソじゃない」
理花 「津田さん…」

津田 「理花ちゃん俺…、『1の世界』で生きることにした。
理花ちゃん、よろしく」

津田 「いくで、いくからな」

津田 「あ、ちょっと待って」

津田 「いくで、いくど!知らんからな
俺はもう『1の世界』で生きます」

津田 「ウソウソ、いけてまう、ウソウソウソ」

津田 「知らんぞ?理花ちゃん、ありがとう」


津田 「…したぞ、したぞ、したぞ」

理花 「100年後の世界に戻っても、絶対に私を忘れないで下さいね」
津田 「えっ一緒に帰ろう」
理花 「とりあえず、みなみかわさんがいらっしゃるので戻りましょう」
津田 「えっ…してもうた」
既婚者

津田 「ただいま」
みなみ「あれ、理花ちゃんは?」
津田 「理花ちゃんあのぅ部屋に…恥ずかしいって」
みなみ「え?…キス…キスしたんすか?」

みなみ「ウソやろ、ホンマっすか?ヤバっ」

みなみ「津田さん、結婚してる訳じゃないですか?」
津田 「それは『2の世界』の俺や。
俺はもう『1の世界』として生きていくよ」
みなみ「キスしたくて人生全部捨てた、ヤバっ
いやこれ…大問題ですよね?」
津田 「問題ならんよ別に、せやってこれドラマやから」

津田 「ドラマやったらならんやろ、ドラマやと思えやお前も。
覚悟決めろ、お前も、
ドラマの人らみんな既婚者でもキスしまくっとるやんけ、一緒やろ」
100年後の世界

津田 「ちょっとほんなら、未来行ってくるわ」

理花 「津田さん、100年後の事件が解決したら、私をむかえに来て下さいね。
私はいつまでも、あなたをお慕い申しております」
津田 「ちょっともう泣きそうなるわ」
みなみ「何で?」
津田 「時をかける少女みたいになってるやん」
こうして津田は理花と約束を交わし、タイムマシンに乗り込む。


痛い、痛い、痛い、痛い、痛い



2025年に戻ってきた、津田とみなみかわ

タイムマシンを降りてみると…
津田 「え?ここどこや?」
みなみ「現代ですよね?」
津田 「あ、家の前に置いてたお地蔵さんやんか…」


津田 「家なくなってるって事ちゃうん?これ」

みなみ「津田さんがキスしたからじゃないですか?」
津田 「え?そうなん?!」
みなみ「津田さんがキスして結婚なくなったって事は…」
津田 「俺がチューしたから?」
そこで、通りがかった近所の方に話を聞いてみる…
「昔、山田家っていう大きいお家があったんだけど、ある事件がきっかけでウチが無くなってしまった」
事件の詳細を伺うと…
ネットで事件の内容が載っているという。

「出火原因はこの家の一人娘『山田理花』(当時18歳)」


精神を病んだ理花が放火し、お屋敷は無くなり、理花もまた命を絶ってしまったという。
みなみ「歴史を変えたんだ。太蔵と結婚するべきやったんですよ。
津田さんが邪魔したから」
津田 「俺いらん事…」

みなみ「どうするんすか?これもしかして、
もう一回過去戻ったほうがいいんじゃないですか?
もう一回過去戻って、結婚させた方がいいんじゃないですか?」
津田 「あいつに結婚さす事でけへんわ」
みなみ「卓球勝負で負けて下さい」
狂ってしまった運命を修正する為、名探偵津田はまた時をかける
再び過去

太蔵との卓球勝負の直前に戻ってきた、津田とみなみかわ。
津田は、未来の為に卓球勝負に負けなくてはいけない。

太蔵 「チンチクリン、チンチクリン」
散々煽られながら、勝負はスタートする

津田がミスをすると…

太蔵 「よっしゃー!あーい!まず1点!」
と、こんな調子でついに勝負は終わりをむかえた。

太蔵 「はい俺の勝ちー!」

津田 「理花ちゃん、お幸せに…」

勝負に負けて、未来に戻るべくタイムマシンの場所に戻ってみると…

お屋敷の前で大勢の男達が騒いでいる。

「平八だせよー!」
詰め寄った男達は、理花の父親である「平八」に文句があるようだ。
津田とみなみかわはお屋敷の中へと、平八を探しにいく。
すると…

平八 「何をしたんだ?」
玉助 「町の連中に『あんたがみんなの金を使い込んでる』って
嘘の情報を回したらイチコロだよ。
もう誰もあんたの事なんて信じないよ」

梅 「裏切られたってまだ分からないのかい?
随分とお人好しな人だね」
平八 「梅…お前、何を…」
梅 「私はもうアンタの嫁じゃないんだよ。
気安く呼び捨てにしないでおくれ」
どうやら平八は、使用人の玉助と、女房の梅に陥れられてしまったようだ。
平八 「お前ら…デキてたのか?」
玉助 「そんな事より、この屋敷は今からこの俺のものだ」
平八 「お前を信じてた俺がバカだった…クソ!」
そう言って平八は壁を殴り、穴を開ける。

しかし玉助はそれを鼻で笑って…
玉助 「その穴こそ平八さん、あんたの愚かさを表してるようだ。
こりゃあいい、いつまででも眺めていられるぞ」

平八 「お前の一族を、末代まで呪ってやるからな!」

そう言うと平八は机の上にあった箱を持って部屋から出て行った。
こうして、山田家は江田島家の手に渡った。


理花 「津田さん、ご無事ですか?
ここにいては危険です。早く元いた時代に戻って」
理花に背中を押され、屋敷を後にする。

津田 「理花ちゃん、ホンマに幸せになってな」
理花 「この世界では一緒になれなかったですけど、
私はいつまででもあなたを恋慕っております」
津田 「…最後にもういっかいだけキスしていい?」
みなみ「ダメに決まってるでしょう。
もうキスした事はなくなりました」
津田 「気持ちは置いていくから、理花ちゃん!」

津田 「行くぞ!」

ああああー!


そして・・・

外の景色をみてみると…
津田 「え?どういう事?」
みなみ「ちょっと待って」
津田 「え?何ここ?」
みなみ「だいぶちゃうぞ、これ時代」

津田 「え?ここどこ?」
みなみ「もっと昔じゃないですか?」
津田 「間違ったんちゃうん?」

現代に戻ろうとした名探偵津田。
しかし着いた先は、さらに昔のようだ。
これから、どうなる…?
続き、作成中

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