最近、ちょこちょこと「マレー語」を学習しています。
で、ブックオフに行った際の事ですが、
「マレー語の本」は置いてなかったけど、
「インドネシア語の本」は置いてありました。
パラパラと見てみたところ、
「マレー語と同じ?」
な感じがして、
よく「マレー語とインドネシア語は似てる」
と言われていますが、
「似てる」どころの騒ぎではなく、「生き別れの双子」くらいの、
「二度見」する程の一致感がありました。
そこで、この2つの言語の「基本的な違い」について調べてみました。
なにかの参考になれば…。
起源と使用地域
- マレー語(Bahasa Melayu): 主にマレーシア、シンガポール、ブルネイで話されています。
- インドネシア語(Bahasa Indonesia): インドネシア全域で話されています。
発音
- マレー語とインドネシア語は同じアルファベットを使用しますが、発音に若干の違いがあります。
例えば、「e」の発音が異なる場合があります。
※マレー語では、「e」を「ウ」のように発音する。
語彙(単語の違い)
- 一部の単語が異なる場合があります。
例えば、「病院」はマレー語では「hospital」、インドネシア語では「rumah sakit」と言います。
文法
- 基本的な文法は似ていますが、細かい違いがあります。
例えば、動詞の使い方や助詞の使い方に違いがあることがあります。
以下のリンクで、細かく調べてみました。
【基本文法】マレー語とインドネシア語の「違い?」結論ほぼ同じ!
借用語
借用語(しゃくようご)とは、ある言語が他の言語から取り入れた単語のことです。
これは、文化的な交流、貿易、征服、技術革新など、さまざまな理由で発生します。
借用語は、その言語に元々存在しなかった概念や物事を表現するために使われることが多いです。
マレー語の借用語
マレー語は多くの英語やアラビア語からの借用語があります。
- 英語からの借用語: Telefon(電話)、komputer(コンピュータ)
- アラビア語からの借用語: Masjid(モスク)、kitab(書籍)
インドネシア語の借用語
インドネシア語はオランダ語からの借用語が多いです。
これは、インドネシアが長い間オランダの植民地だったためです。
- オランダ語からの借用語: Polisi(警察)、kantor(オフィス)
- ポルトガル語からの借用語: Minggu(週)、meja(テーブル)
文化的な違い
- マレーシアとインドネシアの文化や歴史の違いが、言語にも影響を与えています。
マレー語とインドネシア語は、基本的にはお互いに理解できる程度に似ていますが、それぞれの国の特徴や歴史が反映されているため、異なる部分もあります。
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