2024年7月10日放送の「水曜日のダウンタウン」。
「昔、不義理をした人に謝りに行く系のロケ、少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説」
にて、街裏ぴんくが、本性「ヤクザ」を露わにした。
この企画では、
「不義理をしていまった後輩芸人・日本一おもしろい大崎(ちゃんぴおんず)」が、
迷惑をかけた先輩である「街裏ぴんく」に誤りにいく。
…のだが、10年経った今でも、その怒りは続いており、
「許される」と思っていたのだが、物凄く怒られてしまう、ドッキリ。
という事なのだが、実は…、
街裏ぴんくは「マジで今でも怒っていた」のだ。
てっきり「許される」と思い込んでいた大崎は、
怒り狂う街裏ぴんくを前に、どうするのか?
そしてまた大崎も、人には見せてはいけない
「本性」を出す事となる。
ここでは、その様子をまとめまております。
本編
「迷惑かけた人に、売れた後に会いに行く」
みたいなロケ番組では、だいたい許してもらえて、
「ハートウォーミング」に事が収まるのだが、
今回は、そうじゃない。
「大目に見てくれると思ったら大間違い説」
という設定である上に、
そもそも、今も許してないからだ。
大崎と街裏ぴんくの関係
所属事務も別。芸歴は10年離れている2人だが…。
およそ10年前、大崎がまだ芸歴1年目の頃、
売れる前の2人は、地下ライブで出会っていた。
当時、ライブシーンでの街裏ぴんくは、
誰もが「面白い」と認め、後輩にとっては憧れの対象だった。
そんな街裏ぴんくが言っていた。
「大崎、おもろいな。」
「こんな面白い人に、そう言ってもらえるんだ」
という喜びから、大崎は
「ぴんくさん、ご飯行きましょうよ」
と、とにかく街裏ぴんくに懐いていた。
売れない時代を共に過ごした2人。
仕事もプライベートも常に一緒。
戦友でもあり、師弟のような関係でもあった。
遺恨
2人の関係が崩れた原因。
それは、当時の大崎の性格が招いたものだった。
「面白ければ何をしてもいい」
天狗になっていた大崎は、
「遅刻」
「酒飲み過ぎたからライブ出ない」。
などの身勝手な行動が多かった。
そんな中、街裏ぴんくと共同で行うトークライブでの事。
大崎は、面倒くさいと「打ち合わせ」を無視。
携帯電話が鳴る。
街裏ぴんくからの着信だ。
寝たふりで過ごそうとする、大崎。
何度もかかって来る着信。
いい加減、大崎が電話に出ると…、
怒り狂う、街裏ぴんくの声が響く。
そして…、
「お前とは一生、舞台立たない」
「このライブも来んくていいわ」
クビ宣告だ。
本当は、すぐに会って謝れば良かった。
ただ、当時の大崎は、
「ええやんけ」
と、大事な事に気づけずにいた。
その後、段々と後悔を感じていくのだが、
もう、謝るタイミングが分からなくなっていた。
大崎は言う。
「マジで謝りたいです。」
「ぴんくさん自身、覚えてるのかな?
もう忘れてるくらいだと思うんですよね。
もう怒ってないと思うんですよ、多分。」
しかし、街裏ぴんくの気持ち…。
「ずっとありますね。頭ん中に。
『謝られていない』という怒りは。」
謝罪
当時、トークライブを行っていた、想いでの会場。
そこで待つ街裏ぴんくの元へ、大崎が現れる。
大崎 「あ、おはようございます。」
街裏 「えっ?インタビュー?」
街裏ぴんくは、インタビューとして呼ばれている、
という設定。
大崎 「お久しぶりです。」
大崎 「今回、この番組は実は…、
謝れてなかった人に、
謝…って、許してもらおうというか…。
10年前ぐらいに、ぴんくさんとずっと、
ライブでご一緒させてもらっていたんですけど、
あの時、自分が若くて尖った態度をした時に
ぴんくさんがガッと怒ってくださった…、
自分が謝れてなくて、ずっと…
あの時の事がずっと、頭の中から抜けてなくて
それを今回ぴんくさんに、
『謝りたい人』という事で、
名前上げさせてもらったんですけど。
すみません、なんか
ドッキリみたいな形になって。」
街裏 「あーなるほど、あの時の。」
大崎 「覚えてらっしゃるか、あれですけど。」
街裏 「覚えてるよ、それは。」
大崎 「あの時はホントに、
すみませんでした、ホントに。」
街裏 「まずさ、この10年くらいあるやん?
なんで謝り来えへんかったん?直接。」
大崎 「・・・・。」
街裏 「普通に来れたやん。
テレビ局内で、別の番組やけどおったとか、
ガッツリは一緒してへんけど、
来れたやん。」
街裏 「で、これなん?
『番組の枠内で』みたいな。
全然響かんな、正直。
真剣やと思われへんな。
ホンマに思ってたら来るやろ、直接。なぁ?」
街裏 「思ってないやろ?」
大崎 「いえいえ、思ってます。」
街裏 「さんまさんとかダウンタウンさんやったら、
すぐ謝りに行ってたやろ?お前。」
その時!
怒りを抑えきれなくなった街裏ぴんくは、
テーブルの上にあった紙コップをぴっぱたき落とす。
大崎 「すみません。」
街裏 「何で撮ってんねん!ほんでこれ!」
大崎 「すみません。」
街裏 「最初に謝ってて、
こういうのがあったらええけどさ。
これで初めてって、ちゃうやろ。
R-1優勝者で、ちょっと近づいておかなアカン
みたいのも、多分あるんちゃうん?」
大崎 「ホントにそれじゃなくて、ホントに…。」
街裏ぴんくが、目の前の椅子を蹴り飛ばす!
大崎 「ホントすみませんでした。」
大崎に掴みかかる街裏ぴんくを、スタッフが剥しにかかる。
街裏 「なめてんのか!コラ!」
このままでは、話し合いにならない。
一旦、大崎をロケバスに戻すことに…。
ロケバス 大崎の本性
ロケバス内、一人になった大崎。
「チッ、あー、チッ、めんどくせぇ…、」
舌打ちが止まらない。
「なんやねん、マジでもう。ヤバイ人やな、マジで。」
「昔の事やろ。チッ。
ヤクザやで、ホンマ。」
さらに、
「すみません…、申し訳ないです。すみませんでした。」
泣く練習を始める。
煙草を吸いながら。
そして、
パンチの練習も始めた。
謝罪 2
大崎 「すみませんでした。
今回、こういう形で謝罪しようと思ったことも、
ホントに、すみませんでした。」
街裏 「何をホンマに思ったん?この間で。
なんで10年出来へんかったん、
じゃあ?」
大崎 「今になって分かるというか、
あの時はまだ若くて、
ぴんくさんに言われた事も、自分の中では全然、
『面白ければええやろ』とか、
そういう感覚でいたんです。
日々を過ごしていく中で、
ぴんくさんと離れた事で、
何かこう、感じてきたというか。」
街裏 「いや、お前分かってないわ。
もう、ええわ。もう、気悪い。」
街裏 「分かんねん。
お前とおったやん、10年くらい前に。
割と行ってたやん。
分かるねん、何か。適当やなって。」
大崎 「適当じゃないです。ホント違います。」
街裏 「もうええわ。帰れ!」
街裏 「『帰れ』言うてんねん。」
街裏 「今やなくてええて。
もう、うっとおしい。何回も言われても。
また喋ろう、ONじゃない時に。」
大崎 「それは勿論なんですけど、
でもホントに、あの…、
嘘に聞こえるのは、仕方ないと思ってます。
ただホントに、ぴんくさんに誤りたくて、
ぴんくさんと、
あの時みたいに戻りたかったんです。
その気持ちだけは嘘じゃないです。」
街裏 「ホンマやな。」
大崎 「ホントです。
街裏 「じゃあ、ちょっと立て。」
街裏 「歯、食いしばれ、お前。」
少し抵抗するが、メガネを外される、大崎。
街裏 「歯、食いしばれ。」
大崎 「いや、すみません、それはホント。」
大崎は、どうしても殴られたくない。
街裏 「これで清算しようや、10年。」
大崎 「いや、ホントに…」
街裏 「そうやないと気済まんねん、俺。」
大崎 「いやいや、でもそれは、」
街裏 「俺の事考えろや、お前!
なんでお前の勝手やねん、
ずっとよぉ!」
大崎 「ホント、すいません。」
街裏 「食いしばれ!」
街裏 「いくぞ」
軽めのピンタ。
ネタばらし
これが、水曜日のダウンタウンである事を告げると…、
大崎 「は?」
大崎 「キレてないんですか?じゃあ。」
街裏 「・・・まあ。」
大崎 「まあ?…ちょっとキレてんの?」
街裏 「お前が、こういう謝りたい番組で
俺を挙げた時点では、
イラっとしてるよ。それは、ちょっと。」
大崎 「嘘の方がいいって。
何でちょっとキレてんのよ。」
街裏 「ピンクも脱げよ。」
大崎 「そっちや!
兄さんが後から着た、俺が先着てたんだから。」
街裏 「後です。」
大崎 「え?もう今、怒ってないですか…?」
街裏 「ごめん、怒ってる。」
大崎 「怒ってんのかい!」
大崎 「ムズイって!
すみません!それは。」
街裏 「この感じで、なだらかにしようとしてるもんな。
『これでいいですよね?』
って感じで生きてきてるもんな?
これから先も、生きていくもんな?」
大崎 「そっちの方がテレビ使われるでぇ。
兄さんのそのやり口、ムズイでぇ。」
と、なんだか親しげな会話になってきたところ、
「ロケバスで『泣きマネの練習』してましたよ。」
とスタッフが告げ口。
街裏 「ほらな、変わってないやんけ。」
大崎 「違う、ホントすみません。
マジすみません。
ホントすみませんでした。」
最後に
「この後、2人で食事とか…。」
そう、スタッフに提案されるのだが、
街裏 「行かへんて。」
大崎 「行きましょう。」
街裏 「困るのお前やで、多分。
今以上に言ってまうわ。」
大崎 「・・・チッ!」
思わず、舌打ちをしてしまったが、
この後、2人は食事に行きましたとさ…。
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昔の事やろ。チッ。ヤクザやで、ホンマ。
That was in the past, right? Tch. He’s really like a yakuza, seriously.
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