2024年7月17日放送の、「水曜日のダウンタウン」。
企画「撮影許可をタレント自らが交渉するタイプのロケ、どんなにNGを食らい続けても勝手に切り上げる訳にはいかない説」
に、お笑い芸人「レインボー・ジャンボたかお」
が登場しました。
ジャンボに課せられたロケの内容は、
人気番組「田舎に泊まろう!」をモチーフとした、
「アポなしで民家を訪れ、1泊させてもらう」というもの。
しかし、この企画では、
いくら交渉を続けても「取材OK」が貰えず、
時間だけが経ち、日が沈み、絶望的な気分になってしまします。
そして、
やっと「OK」を出してくれた1件の民家があるのですが、
そこで彼は、「見てはいけないもの」を目にしてしまいます。
その瞬間、違和感に満ちた1日の全てが、1本に繋がる。
そして気が付いた時には、もう逃げることさえ出来ない、
絶体絶命の状況になっているのでした。
ここでは、その様子をまとめております。
本編
「どうも、ふるさと訪問隊、飯食い担当、レインボーのジャンボたかおです。
よろしくお願いします。」
と、ニセ番組のオープニングを済まし、
田舎の民家を巡っていく。
「よかったら、お泊りだけでもさせていただけないかと…。」
「ダメだよ、ウチは民宿じゃねぇから。」
まあ、そう簡単にOKが貰えるとも思っていない。
気を取り直して、次のお宅へ交渉しにいく。
「よかったら姐さんのお家、泊めてもらえない…?」
フランクに伺ってみるものの…。
「いやいやいや、ウチはダメです。
こんな腰曲がりのおばあちゃんが、人なんか泊められない。」
「何をおっしゃいます。
よかったら私が、ウインナーを油で揚げたどんぶりとかご案内…。」
とジャンボは、油で揚げたウインナーで口説こうとするが、
「結構です。」
と、ご丁寧に断られる。
その後も、民家をまわり交渉を行っていくが、
1件として承諾がもらえない。
「こんにちわー。」
引き戸を開けて、挨拶してみるが…。
「完全な物置だ…。」
「なんか、あの黒いの…。」
「人間の足みたいに見えません?」
黒いビニール袋に、何かが入っている。
そして、上を見上げると…。
「うわっ!ビックリしたー!」
紐で縛られた「肉」が、吊るされていた。
さらに、民家をまわっていると…。
庭で食事をしているご家庭を発見。
「あら、パーティーですね。」
ジャンボが気さくに声をかけ、食事をご馳走になる。
「これ、何の肉ですか?」
「これはね、この村の郷土料理なんですよ。」
一口ほおばると…、
「臭みが全くないですね!」
だいぶ、打ち解ける事ができたようだ。
これは、交渉が期待できそう…。
「よかったらなんですけど、泊めてもらえないかな。と思ってるんですよ。」
「…ダメです。」
「あ、ダメですか。」
ダメだった。
「そこをなんとか…。」
と粘る、ジャンボ。
おばあさんは、品定めをするように、マジマジとジャンボを見るが…、
やっぱり、ダメなものはダメなので、
次のお宅に伺う…。
・・・。
しかし、変わらず宿泊の「OK」は貰えない。
ここまで10件くらい伺ってきたが、手ごたえゼロ。
「何人くらい住んでらっしゃるんだ?
これで、11人しか住んでなかったら、終わりですもんね。」
とジャンボは、ロケの心配をするのだが…、
カメラが映す奥。
民家の玄関の扉が少しだけ開いていて…、
こちらを見つめる人影…?
気が付けば、時刻はPM7:00。
ロケ開始から6時間が経過し、
すっかり日は落ちていた。
「よかったら、お宅に今日、泊めていただけないかなと。」
「ちょっと無理だね。」
相変わらず、宿泊させてもらえる家は見つからない。
しかし…、
「右側に、白い建物の家があるから、そこ行って聞いてみて。」
…???
泊まらせてもらえる家があるのだろうか?
他の住民にも、話を伺うと…、
「あっちの方にね、春樹さんていう家があるんで…。」
何件か回ってみたが、
どの住民に伺っても、「春樹さん」という方のお宅をオススメしてくる。
なにか、特別なお宅なのだろうか?
「春樹さん」の家へ向かってみることに…。
春樹さん宅
「あちら、空き家かな?とも思ったんですけど…。
どなたか住んでらっしゃるみたいで…。」
窓に明かりが見えないが、本当に人がいるのだろうか?
玄関前。
インターホンが無いようなので、声をかけてみる。
「すみませーん。春樹さーん…。」
「…はい。」
家の奥から返事があった。
玄関の扉が開くと…、
春樹さんが姿を出す。
どこか、不機嫌そうにも見える。
「すみません、こんな大人数で。
ちょっとロケをしてまして…。
あの、よかったらなんですけど…、
春樹さんのお宅に、泊めていただけないかと…。」
ジャンボが、恐る恐るお願いをしてみると…。
「ウチでよければ、いいよ。入れよ。1人だろ?」
ようやく、宿泊の許可を貰えたのだが…。
家の中
「ちょっと汚れてるけど…。
あんまり人が来ないからね。」
薄暗い家の中、春樹さんの後に付いて入っていく。
居間に案内されると…、
テーブルの上にあった「何か」を、春樹さんが慌てて隠した。
…?
それから、晩御飯を振る舞ってもらうことに…。
「おにぎり」と、昼間見た例の「郷土料理」のようだ。
「この辺で採れたモノですか?」
「そうだな。」
「んー、美味しい!歯ごたえが。」
食事を済ませると、
寝室を案内してもらい、スタッフはここで撤収。
その後、風呂を借りて汗を流し、
時刻はPM10:00。
「もう寝る時間か?まだ早いか?」
「そうっすね、疲れてるんで寝ましょうか。」
「あそこ、いつも俺が寝ている所だから、
布団、新しいの自分で持って行ってもらって。」
「新しい布団使っていいんですか?」
と、布団を探しに行く、ジャンボだが。
何気なく開けてしまった、ある部屋の中…。
そこには、
昼間に、物置で見たような、
「黒い袋に入った人間の様なモノ」「吊るされた肉」
が、そこにあった。
どうしていいか分からない、ジャンボ。
「どうした?」
春樹さんが声をかけると、
「あ、いや…、知ってらっしゃるんですか?」
「ん?」
「なんか…、なんか、人みたいのがありました。」
ジャンボは、春樹さんと距離を取る。
「どこ行くんだ?」
「…あれ何ですか?」
「ん?」
「あれは何ですか?春樹さん。」
「…あれは、肉だな。」
春樹さんはそう言って、ジャンボに近づく。
「春樹さん、落ち着いて下さい!
あれは何ですか?
あと、俺の方が絶対強いんで。
正直、人間にしか見えなったんですけど。」
「そんな事ないよぉ。」
「本当に人間じゃないんですか?」
「人間じゃないよ。」
再度、部屋を確認してみるが、本当の事が分からない。
自分の思い過ごしなのか?
ジャンボはまだ、混乱しているようだ。
「もう寝ろや。早く寝て、風呂も入ったし。」
「春樹さん、自分、
昔、相撲やってて、信じられないくらい強いんで。」
そう言い残し、寝室に戻る、ジャンボ。
「え?大丈夫か?」
そう言って、おもむろにカーテンを開けてみると…、
大勢の村人達が、こちらを覗き込んでいる。
「うわー!」
慌てて玄関に向かい、ドアを開けようとするが、
どこかに鍵がかかっているようで、押しても引いて開かない。
「あれ?あれ?」
焦るジャンボ。
春樹さんが近づいてくる。
「慌てるな、慌てるな。何で慌ててんの?」
「慌てるに決まってるのでしょ!」
「なに?なに?なに?なに?なに?なに?」
「俺は昔、相撲やってたんだ!」
相撲で、春樹さんを威嚇しようとする。
「ごめんな。あんたみたいな若いのは久しぶりだからさぁ。」
混乱し、ある筈の無い逃げ道を探して、
家中を駆け回る、ジャンボ。
そこで、ネタばらし
「あー!」
カメラが突入すると、驚き、
撃ち抜かれたかのように倒れる。
「もうー!やりすぎですってー。」
「怖すぎた。
あの死体を見た瞬間、
今日の出来事全てが繋がってくる感じが、
マジ、気持ち悪かったっす。」
最後に
この集落の住民の、8割以上が「山内さん」。
それ以外は、フィクションです。
それから、
この説、なんでしたっけ?
英語学習
次の日本語を英訳して下さい。
俺は昔、相撲やってたんだ。
I used to do sumo wrestling.
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