2024年6月6日の、フジテレビ「有吉弘行の脱法TV」にて、ついに放送禁止用語の脱法放送に成功しました。
この番組は、
「テレビの抜け穴を探すギリギリ合法バラエティー」
幾つものトライ&エラーを繰り返し、
ようやく念願の脱法を叶えることが出来ました。
皆様は、
「放送禁止用語」と言えば何を思い浮かべますか?
今回挑む「放送禁止用語」は、ポピュラーな「3文字」のエッチ言葉。
この歴史的快挙「脱法放送不適切用語」の放送は、今後のテレビ界を大きく揺るがすかもしれません。
ここでは、その涙ぐましい奮闘の様子をまとめました。
当番組に対しての有吉のコメントは下記のリンク。
【有吉弘行の脱法TV】粗品を反社で黙らせたらどうなの?ギャラクシー賞いらない!?
【放送不適切用語の取り扱い】
編集された番組内で「放送不適切用語」を発する場合は、
「規制音などで内容を隠す」という対応が求められる。
しかし、そのコンプライアンスの抜け穴を突破する。
メンタリストの替え玉で脱法する
「メンタリストに、心の中で思い浮かべた『放送不適切用語』を読み取ってもらう」
「相手の思い浮かべた単語を当てる」というメンタリストのパフォーマンスを行う。
そして、「当てられる側」が「不適切用語」を思い浮かべた場合、「言葉の意味や、自分の意思とは関係なく」メンタリストに「不適切」を言わせる事ができる。
というチャレンジです。
しかし、コンプライアンス委員会によって
「これ以上はコンプライアンスに違反する」
と判断されてしまった場合は、
あえなく、チャレンジ終了となってしまう。
果たして・・・。
【メンタリスト Koki Horiさん】
ターゲットの方に、心の中で「単語をイメージ」していただけたら、当てる事が出来ます。
その人が口で言う必要はありません。
「今考えている単語を、頭の中でイメージして頂きたいんですけど…。」
脱法チャレンジがスタートする。
文字数を当てる
「では、文字数から行きたいとおもいます。」
「1,2,3,4,5」と数を数えながら、
指をパチパチと鳴らしていく。
・・・。
「2文字か3文字で間違いないですね?」
・・・。
当たっている。
言葉を当てる
「右手を出していただいて、よろしいですか?」
ターゲットと手を合わせる。
「あかさたな、は、ま、や、ら、わ…」
50音を言いながら、重ねた指を軽く押していく。
「はいはいはい、じゃあ最後の単語を思い浮かべて頂いてよろしいですか。」
そして再度、
「あかさたな…」
何かが分かったようだ。
「最後は『カ行』で間違いないと思うんですけど。」
これも、当たっている。
「なるほど、(最後の文字は)『か、き、く』ではない。」
徐々に、確信に迫っていく。
単語が判明!?
そして、答えの単語を知ったメンタリストは…、
何やら言いにくそうに、声を潜めて…。
「えーとですねー、これはー…。」
手元のボードにペンを走らせる。
手の動きから察するに、「ひらがな3文字」のようだ。
「はい、じゃあ僕が、今読み取らせていただいた単語。
その単語はこれですね。
・・・まん」
カラーバー画面が表示された。
脱法は、失敗だ。
【コンプライアンス委員会によると】
今回、メンタリストの方が行った事は、
あくまで第三者の代弁であり、自覚をもって
「放送不適切用語」を発していることになるため、
これ以上放送できないと判断しました。
ランダム1文字で脱法する
「3人が、ランダムな1文字を順番に口に出し、『放送不適切用語』を偶然発生させる」
何も知らない、3名の男性。
「今から、目の前のランプが点灯したら、
その場で思いついた『適当な、ひらがな1文字』を言って下さい。」
3人は、他の人の声が聞こえないように、
ヘッドホンを装着する。
1周目
た・さ・せ
やはり、なかなか揃うものではなさそうだ。
133周目
あ・な・む
もう少しで「アナル」だった。
惜しい気もしたが、たとえ「アナル」でも、放送禁止用語ではない。
578周目
ざ・ん・こ
もう一息か!?
791周目
ぬ・こ・き
なんとなく『放送禁止用語』っぽいが・・・、
1221周目
ま・ん・ち
あと少し!
一時、休憩
開始から3時間を超し、放心状態の3人は、
一時休憩し、ケータリングを口にする。
ケータリングに用意されたのは、
「マンゴー」「ちんすこう」「あんこ」
これがイメージに刷り込まれれば…。
再開 2482周目
く・ぱ・あ
どうにか「くぱあ」まで辿り着いたが、
その後、「放送禁止用語」は導き出せず、
日をまたぎ、2日目を迎える事となる。
2日目 3002周目
ぺ・に・こ
2日目の滑り出しは、好調。
4478周目
ぬ・ぬ・ぬ
6時間を経過し、項垂れる3人。
念を押しておくが、3人は何も知らされていない。
休憩
この日のケータリングは、
「饅頭」と「肉まん」
再開 7902周目
し・ま・ひ
この時点で11時間経過しているが、
「脱法」の兆しは・・・。
7904周目
そして、その時は突然訪れた。
く・ん・に
脱法成功!
揃った!
狙っていた言葉とは違うが、
「立派な放送不適切用語」が地上波放送にのったのだ。
スタジオの有吉も
「感動したわ、オレ」
と瞳に手をやる。
脱法成功、するんだぁ!?
【コンプライアンス委員会によると】
今回、
たまたま組み合わさって出来た「放送不適切用語」に、
発話者本人の意思が、一切介入されておらず、
また、イントネーションも本来の用語が持つものと、
多少異なっていた事もあり、
放送する事は可能であると判断しました。
という事。
そして、途中に出た「まんち」も、
かなり不適切な感じはした。
「ぬこき」とかも。
最後に
英語学習
次の日本語を英訳して下さい。
ぬ・こ・き
nu ko ki.
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