成田悠輔のテレビ地上波初MC番組
『夜明け前のPLAYERS』に、
お笑い毒舌芸人の永野が登場。
普段は、お洒落なミュージシャンや文化人などを、悪口とは縁遠いゲストに招くこの番組が、なにを思ってか、永野を呼んでしまった。
そのせいで、成田は「眼鏡いじり」(実は人間性を非難)されてしまう事となる。
毒舌芸人×毒舌文化人。
噛み合ってるんだか、会ってないんだか分からない、
二人の掛け合いをまとめましたので、ご覧ください。
本編
人の悪口が大好きです。
ゲスな日本人の皆さん、こんにちわ。
MCの成田悠輔が、
洒落たオープニングトークを始めると、
向こうから、姿勢の悪い中年芸人が歩いてくる。
今日のゲストは、
なぜか売れまくってメジャーになってしまったが、
その本質はゲテモノ・カルト芸人。
あらゆる番組に出張って行っては、
その番組の悪口を言い散らかして、
やや視聴者も癖壁しているのではないかと、
心配になってくるこの方。
オルタナティブ芸人の永野さんです。
永野 「あの、台本が…。」
永野の手には、番組の台本がある。
永野 「渡されたんすけど…、白紙ってその」
白紙の番組台本について
永野 「クリエーター気取りな事されまして、
ディレクターかな?
これ、なんか、恥ずかしくないのかな?
夜作ったのかな?
アートですよね。
若いんですか?ディレクターが。」
永野 「すみません、ちょっと気になりまして。
恥ずかしいですよ。」
成田 「まだ番組のアイデンティティが、
中学校2年生ぐらいで…。」
成田がフォローに入ろうとするが、永野は止まらない。
永野 「俺、今年50なんで、
これでグッとかなんないですよ。
別にもう。
すみません、言う事あるんなら
ハッキリ言って下さい。
『余白から考える』とか
したくないんで、
辞めて下さいね、こういうノリ。」
あいかわらず、ずっと言ってる。
永野の眼鏡について
永野 「欲しがってる眼鏡ですよね、その形。」
成田 「これは、分かりやすく
『欲しがってる感』出てるじゃないですか。」
『欲しがってる感』も分かりやすければ、「潔いのでは」という主張。
永野 「多分、成田さんって、その眼鏡
100回、1000回イジられたと思うんすけど、
なんか『言い訳用意してる感じ』
が嫌なんですよね。」
永野 「自分はなんか『分かってますよ』
って感じ出すじゃないですか。」
成田 「でもこれ、完全に天然なんですよ。
もともと、プライベートで
何も考えずにつけてて。」
永野 「それは、ウケるとかじゃなくて、
お洒落って事ですよね?」
成田 「はい。テレビ出る前から、
普通にコレかけてたんですよ。」
永野 「昔なんかで見たかな?
(成田が眼鏡について)聞かれた時、
『これ、なんか面白いじゃないですか』って、
さも全て分かったように答えてんのが、
まあ、『鼻につく』っていうか…。
なんか、『ホントの事言えよ』
とは思いました。」
成田 「今となっては、
そういう回収の仕方してますね。」
永野 「そうですよね。」
成田 「元々は、お洒落目の眼鏡屋さん行った時に、
店員にススメられたんですよ。
『ちょっとクリエイティブな眼鏡を
用意して下さい』
ってお願いしたら、これ出してきて。」
永野 「ですよね。」
成田 「で、店員の説明の仕方がスゴイ嫌な感じで、
『あれなんですよぉ、クリエイター系の会社の、
部長さんとかでぇ、ちょっと、
こじらせちゃってる人が付けるんですよね』
みたいな。」
永野 「そいつも照れてますよね。」
どうやら永野は、成田も、眼鏡屋の店員も「鼻につく」ようだ。
永野 「ホント成田さんのまわり良くない
というか、
ホントの事喋りましょうよ、ね。
売りたくて『これカッコイイです』って
言ってくれればいいのに、
『本意ではないんですけど』
みたいな。
でこっちも(成田も)、ホントは気に入ってる、
喉から手が出るほど欲しいのに、
『いやこれ…、アリですね』
とか言って買ってる感じが、
生きてて辛くないですか?
いや、ごめんなさい。」
最後に
英語学習
次の日本語を英訳して下さい。
俺、今年50なんで、これでグッとかなんないですよ。
I’m turning 50 this year, so this isn’t going to do it for me.
Going to do it for me
満足する、十分である
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