2024年7月24日放送の「水曜日のダウンタウン」。
「ドッキリの仕掛け人、モニタリング中にターゲットのエグい秘密知っちゃっても一旦は見て見ぬフリする説」
に、「きしたかの・高野」が登場しました。
企画内容をざっくり説明すると、
「ドッキリを仕掛ける側」としてモニタリング中の高野だが、
実はこれが逆ドッキリ。
「モニタリング中に、後輩の楽屋泥棒が発覚した時、
高野はどうするのか?」
を検証していきます。
その結果、高野は、
「大号泣」し、「嗚咽」し、「暴力」を振るいます。
そして、なんともハートウォーミングな結末をむかえるのです。
…と言われても、おそらく何の事が理解できないでしょう。
ここでは、その事件の様子をまとめております。
本編
お笑いライブの楽屋。
ありがちなドッキリの仕掛けが3つある。
- 座ると壊れる椅子
- ビリビリ電気のコーヒーカップ
- プッシュするとCO2が噴き出る、アルコール消毒ボトル
高野に伝えられている企画内容(ニセ企画)は、
「誰がどのドッキリに引っ掛かるか、予想する」
というもの。
しかし、本当の企画は、
「後輩芸人『ガクズケ・木田』が、楽屋泥棒を働いている所を、目撃してしまう」
それを目撃した高野はどうする?
というもの。
【ガクズケ・木田】とは?
高野と同じ事務所「マセキ芸能社」の後輩であり、
若手芸人の中でも有名な、「クズ」として名を馳せている。
初めて付き合った彼女と別れて、
仕事を休業したり、
生活態度が悪かったりと、
事務所内では「要注意人物」とされている。
「楽屋泥棒ドッキリ」の適任者。
ニセ企画のモニタリング開始
「ビスケットブラザース」「しずる」
「ジグザグジギー」といった、
協力者の芸人たちが、続々と楽屋に入ってっ来る。
本来なら、楽屋の芸人達には、
ここで「ドッキリ」に引っ掛かって欲しいのだが、
実際には全員「逆ドッキリの仕掛け人」。
誰一人、イタズラには引っ掛からない。
そうこうしていると…、
「お待たせしました。スタンバイの方、お願いします。」
と、お笑いライブのスタッフの声。
ライブの開演時間となり、楽屋はもぬけの殻となる。
「えー!これ、ライブ終わりまで待つ感じっすか?」
そして…
犯行
お笑いライブの開演中。
誰もいない楽屋に、侵入者が入ってきた。
慌ててモニターを覗き込む、高野。
「木田だ。何か忘れ物してる…?」
すると…、
「これ、木田の…鞄?」
いぶかしげな表情でモニターを見つめる。
木田は、鞄に付いた自分の指紋を拭きとっている。
「こいつ…、何してんの?」
「これ、金抜いてんの?」
手慣れた様子で、次々と犯行を重ねていく。
可愛がっている後輩の、まさかの裏の顔。
「バカ野郎…。」
高野は絶望した様に、うなだれる。
犯罪が行われてしまった。
このまま撮影を行っていいものなのだろうか?
スタッフ「ちょっと一回、
プロデューサーに相談していいですか?
すみません。」
高野 「こちらこそ、すみません。(木田は)後輩です。
マセキの後輩です…すみません。」
スタッフは、一旦退室。
一人になった高野は…、
「うぉぇ!」
吐き気をもよおして、うずくまり、
涙を流しだした。
「終わったな・・・。終わったな、あいつ・・・。」
高野の元へ、スタッフが戻って来ると…、
「ちょっと一回話をしまして、うちの上と…、
TBSとしてはもう、無かった事にするという…」
「無かった事?」
「木田さんのこの件に関しては、
そもそもそんな事無かったし、
何も見てないし、何も聞いてないし…」
・・・。
TBSの、ありえない隠蔽。
スタッフが退室。
高野は再び一人になると、納得のいかない様子で、
ぶつぶつと独り言をつぶやく…、
「無かった事だ…。何言ってんの?
無かった事ってなんだよ。
『TBS的には無かった事にする』って、クソかTBS。」
しかし、ロケは続行される。
事件発覚
お笑いライブが終わり、芸人達が楽屋に戻って来る。
そして、「しずる・村上」が財布を開けると…、
「いや、今日5万おろしてきて…、
万券が…、確実に…ないぞ、え?
待って待って待って…」
そして、それは村上だけではなく…、
「僕も無いです。」
次々と被害が発覚していき、
収集のつかない事態になっていく。
あろうことか、犯人の木田自身も…、
「減ってます。」
「減ってるとか言ってるよクソが…、
こいつマジで。」
劇場の支配人もやって来る。
「警察に通報する」といった話にもなっていく中で…、
「痛って!」
村上がコーヒーを飲もうとした時…、
忘れかけていたドッキリの仕掛け
「ビリビリ電気のコーヒーカップ」が発動した。
完全に気を抜いていた高野…、
「コーヒーが…、コーヒーです!」
全然、言葉が出てこない。
さらに…、
「椅子が壊れる」仕掛け発動。
「CO2噴き出る」仕掛け発動。
「うわうわうわ、全部…、全部なった!」
棒読み、中身ゼロのコメントを残すと、
無理矢理、己を奮い立たせ「ネタばらし」の為に楽屋へ向かう。
ニセ企画のネタばらし
「お疲れ様でしたー!イタズラ楽屋ダービーです!」
と、楽屋泥棒には一切触れず、ニセ番組のロケ終了。
しかし当然、カメラが止まると…、
「あの、お金が無いってなってて…、
ライブ中は見てないの?」
「モニタリング中に、犯人を見ていないか?」
と尋ねられる、高野。
高野 「ある程度見て…、1回ライブ終わりまで、
みたいな…。」
TBSからの隠蔽指示もあり、見ていないスタンスで、
1度はしらを切ってみるものの…、
「劇場側は『ドッキリ仕掛けられてる』
って知っている訳じゃないですか?
スタッフさんに聞いて、
『映像が残っているかどうか』お願いする…。」
と、とりあえず「映像があるか確認する」という流れになる。
ここで劇場の支配人から、
「現在の所持金と、被害額を確認したい」という話があり…、
支配人「今、いくらあります?」
木田 「今が…、12万くらい。」
支配人「結構入ってますね。」
他の芸人の誰よりも、現金を持っている。
支配人「元々、いくらあったんですか?」
木田 「・・・14万くらいは。」
帰りに冷蔵庫を買う為に、大金を持ち歩いていたという木田。
しかし、その言い訳じみた受け答えに、
次第と、木田が疑われ出す。
高野は、
涙が堪えられなくなる。
デビュー当時から可愛がってきた後輩。
もうすぐ、その後輩の芸人人生が終わろうとしている。
証拠映像
スタッフが持ってきた映像を、皆で確認する事に…。
「めちゃめちゃ写ってるやん。」
高野は木田の元へと近づくと、
「自分で言え…。」
まわりに聞こえないように、そう小声で伝えるが、
木田は「ほっといて」
と、聞く耳を持たない。
そして、
映像からは、楽屋に侵入してきた、木田の姿、
さらには、財布からお金を抜いている映像など、
犯行の証拠が確認される。
高野が、木田の後頭部を思いっきり引っ叩いた。
「バカ!お前、本当に…。」
高野 「すみません、木田です…。」
木田 「いや違います。違います。違います。
マジで違う、違う違う違う違う違う違う、チッ。」
スタジオの森香澄も、高野の想いに打たれ涙を流す。
そして突然、
「あああああああああ!!!!」
木田が狂ったように叫び出した。
「クソ!ああああああああ!!!」
高野 「調子乗んな、マジで。」
高野が木田の胸倉を掴み、辺りは騒然となる。
他の芸人から取り押さえられる、高野。
木田は、近くの椅子を蹴飛ばし、まだ怒号を上げている。
高野 「バカ野郎、てめぇクソが!」
木田 「お前が言わんかったら!」
高野 「『お前が言わんかったら』じゃねーだろ!」
木田 「ああああああ!!!!」
ネタばらし
ここで、本当のネタばらし。
まだ状況が理解できていない様子の高野。
「え?何が?何が?」
「木田は盗んでいない」事を伝えられると、
「盗ってないの?盗ってないんだ…。
木田は悪くないんすよね?」
安心して、また泣き出す。
「こいつクソなんすけど、そういう事はしないと思ったんすよ。」
検証結果
木田は楽屋泥棒じゃないし、TBSに隠蔽体質もない。
最後に
「あんなの大丈夫なんすか?
俺、思いっきり叩いたんですけど。」
英語学習
次の日本語を英訳して下さい。
『TBS的には無かった事にする』って、クソかTBS。
TBS is trying to act like it never happened. What a piece of crap, TBS.
What a piece of crap
ひどいと感じたときに使う侮辱的な表現
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