【マレー語学習を始める前に】マレー語と英語の共通点

マレー語英語共通点title画像 マレー語学習

マレー語と英語には、多くの共通点があります。
「マレー語のお勉強スタート!」の前に、そいつを知っておくだけで、
いくらが楽に学習をススメる事ができると思いますので、
サラッと見てみて下さい。

アルファベットの使用:

  1. 両言語ともにラテンアルファベットを使用します。
    英語は26文字のアルファベットを使用し、マレー語も同じアルファベットを使用します。

基本的な語順 (SVO):

  1. 英語とマレー語はどちらも基本的な語順が「主語 – 動詞 – 目的語 (SVO)」です。
    • 英語: “I eat an apple.”
    • マレー語: “Saya makan epal.”

もうちょっと詳しく、
【マレー語入門#2】マレー語の基本文法まとめ!

簡単な借用語:

  1. 英語からマレー語への借用語があります。
    例えば、テクノロジーや科学の分野では英語の単語がそのまま使われることが多いです。
    • テレビ: televisyen (television)
    • バス: bas (bus)
    • ファイル: fail (file)
日本語英語マレー語マレー語のカタカナ表記
テレビTelevisionTelevisyenテレビシェン
バスBusBasバス
ファイルFileFailファイル
コンピューターComputerKomputerコンピュータ
ラジオRadioRadioラジオ
フィルムFilmFilemフィレム
トラックTruckTrakトラック
バイクBikeBasikalバシカル
インターネットInternetInternetインターネット
カメラCameraKameraカメラ

助動詞の使用:

  1. 両言語とも助動詞を使用します。
    例えば、「can」や「will」に対応するものがあります。
    • 英語: “I can swim.” / “I will go.”
    • マレー語: “Saya boleh berenang.” / “Saya akan pergi.”
Englishマレー語読み方日本語の意味
not (negation)tidakティダ〜ない(否定)
canbolehボレできる
mustharusハルスしなければならない
willakanアカンするつもり ※未来
alreadysudahスダすでに ※過去
not yetbelumブルムまだ~ない
stillmasihマシまだ~している
want tomahuマフしたい
want toinginインギンしたい

前置詞の使用:

  1. 両言語とも前置詞を使用して関係を示します。
    • 英語: “in the house” / “on the table”
    • マレー語: “di dalam rumah” / “di atas meja”
日本語英語マレー語カタカナ読み
場所で、にat, in、などdiディ
方向へtoke
〜からfromdariダリ
〜に(時間)at (time)padaパダ
〜のためにforuntukウントゥク
〜と、〜でwith, bydenganデンガン

もうちょっと詳しく、
【マレー語入門#4】よく使う前置詞をマスター!

疑問文の形成:

  1. 両言語とも疑問文を形成するための語順の変化や疑問詞の使用があります。
    • 英語: “What is this?” / “Where are you going?”
    • マレー語: “Apa ini?” / “Ke mana kamu pergi?”
日本語英語マレー語カタカナ読み
WhoSiapaシアパ
WhatApaアパ
いつWhenBilaビラ
どこWhereDi manaディ マナ
なぜWhyMengapa / Kenapaムンガパ / ケナパ
どうやってHowBagaimanaバガイマナ

もうちょっと詳しく、
【マレー語入門#5】5W1H疑問文のマレー語バージョンをマスター!

何故、似てる?

英語とマレー語は異なる言語ファミリーに属しており、
英語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派、
マレー語はオーストロネシア語族のマレー・ポリネシア語派に属しています。

なのに、何故似ているのでしょう?

英語とマレー語の類似点がいくつか存在する理由には、歴史的、文化的、そして現代的な要素が関与しています。

  1. 植民地時代の影響:
    • マレーシアやシンガポールは、19世紀から20世紀半ばまでイギリスの植民地でした。
      この期間中、英語が行政、教育、商業の主要な言語として使用されました。
      その結果、多くの英語の単語やフレーズがマレー語に取り入れられました。
  2. グローバル化:
    • 現代のグローバル化により、英語は国際的なコミュニケーションやビジネスの主要な言語となっています。
      マレーシアやインドネシアなどの国々では、英語が第二言語として広く学ばれています。
      これにより、英語の影響がマレー語にも及んでいます。
  3. テクノロジーと科学の発展:
    • テクノロジー、科学、インターネットの分野では、英語が主要な言語です。
      新しい概念や技術が英語で発展するため、そのままの形で他の言語に取り入れられることが多いです。
      例えば、「コンピューター」や「インターネット」などの単語がそのままマレー語に取り入れられています。
  4. 教育システム:
    • 多くのマレーシアの学校や大学では、英語が教育の主要な言語として使用されています。
      学生たちは英語で教科書を読み、講義を受けるため、英語の単語やフレーズが日常生活にも浸透しています。
  5. 文化交流:
    • 映画、音楽、テレビ番組など、英語圏の文化がマレーシアやインドネシアに広く受け入れられているため、英語の単語やフレーズが日常会話に自然に取り入れられています。

最後に

僕もちょこちょこ、マレー語学習しています。
そんな「ガッツリ」ではないのですが、学んだことを記事にまとめておりますので、
気が向いた方は、ご覧になって下さい。

【マレー語入門#1】マレー語の基本フレーズまとめ!
【マレー語入門#2】マレー語の基本文法まとめ!
【マレー語入門#3】数字!お金!お買い物をマスター!
【マレー語入門#4】よく使う前置詞をマスター!
【マレー語入門#5】5W1H疑問文のマレー語バージョンをマスター!

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